毎月分配型の投資信託は「リスクある、危ない」「タコ足分配で元本が減るだけ」「インデックス型のほうが資産が増えるから毎月分配型はやめておいたほうが良い」など批判を受けることも多く、なかには「絶対にやらない方が良い」とまで言い切っている方もいます。
本当に、毎月分配型投資信託は損なのか?元本はどれだけ減るか?利益はどれくらいか?
400万分を一括購入して検証してみます。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
今回はアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型で検証してみます。
トータルリターンが高く、人気のある商品です。投信ランキングの上位常連です。
管理費用(信託報酬を含む)は年1.727%と高いです。
400万分の投資なら年に6.9万円が管理料として日割換算した金額がファンドの基準価額から毎日差し引かれます。
この管理料も、元本割れしていく要因の1つとも言えるでしょう。
では基準金額推移はどうか?
基準金額の変動は、いまのところ1,000円前後、約10%です。
購入タイミングが悪いと10%の損失は十分に可能性があり、400万でしたら40万の損失となります。
分配金
では分配金はどうか?
200円の分配金でみてみると分配率は17.4%、
300円では24.0%、400円では29.6%となります。
高杉です。心配される要因の1つと言えるでしょう。
購入してみた
購入タイミングも重要と記載しましたが、結局、何も考えず年初にまとめて400万購入しちゃいました。
今後、元本どれくらい減るか?分配金合計、トータルリターンはどうなるか?を検証していきます。