岐阜県下呂市にある下呂温泉に1泊2日で旅行してきました。
いつものごとく家族が温泉に行きたいと言いだし、今まで行ったことがない日本三名泉のひとつ下呂温泉に行くことになりました。
ちょうど桜が咲く季節でもあり観光もしたいな。
ついでに美味しいご当地グルメも食べたい!
さあ、温泉に観光にグルメの旅行へ出発~!
今回も前日予約(湯之島館)
下呂温泉に行こう!と決まったもののどこの温泉旅館を予約しようか・・・。
毎度のことですが旅行を決定したのが前日の夜。人気の温泉宿なんて空いてるわけがない・・・
しかし、今回はいつもと少し違います。
ハイクラスの温泉宿が格安に宿泊できるプランを発見。しかも源泉100%掛流しの展望風呂付客室に夕食部屋食。
ここに決めた!
その名も「湯之島館」
下呂の街並みを見下ろせる高台に佇み、創業昭和6年当時の玄関・渡り廊下・木造3階建ての本館が残る格式ある老舗旅館。
いつも予約で埋まり、なかなか宿泊できない人気宿。
ラッキー!!前日なのに予約できるよぅ!!しかも部屋で温泉に入れて、夕食も部屋食!
家族も気合いが入っています。
いつもは観光や下調べもあまりしませんが今回は色々調べていたみたいです。
観光名所は・・・
あまりないですね。少ないです。
なんとか無理くり見つけていくことになりました。
出発~!
まず初めに向かうのは岐阜の名物「鶏ちゃん」をいただきに!花より団子ですね。
鶏ちゃんとは下呂市などの南飛騨や郡上市をはじめとする奥美濃で親しまれている郷土料理。味噌や醤油のたれに漬け込んだ鶏肉をキャベツや玉ねぎなどと一緒に焼いて食べる料理です。
家族が見つけたのは、鶏ちゃん発祥のお店「まるはち食堂」。
いざ出発!
飛騨川の満開桜
まるはち食堂に向かう途中に道の駅「ロック・ガーデンひちそう(ロックタウンプラザ)」を発見!
今回の旅は時間に余裕があるので寄ってみることにします。
道の駅の南側にある展望台から眼下に飛騨川が流れています。川沿いには満開の桜🌸見ているだけで心が洗われます。
道の駅に来た甲斐があります!
まるはち食堂
道の駅で癒されたあとはまるはち食堂へ。
いつもは行列ができることもある様ですが、今回は運が良くすぐに座敷席へ案内されました。
けいちゃん単品とけいちゃん定食を注文。
定食にはご飯・味噌汁・漬物が付いてきます。
運ばれてきたけいちゃんを自分で混ぜながら焼いて食べます。味噌、醤油、にんにくの味付けが絶妙です!
鶏肉からでた油でしっかり焼くのが最高に美味しい食べ方ですね。
温泉寺
けいちゃんを食べ終わり、チェックインまで少し時間があったので下呂温泉 醫王霊山 温泉寺へ行くことに。
温泉街から173段の石段を登った高台にある臨済宗の禅寺です。
温泉寺は下呂温泉の発見伝説にまつわる薬師如来像がまつられており、下呂の街と温泉を見守っています。
下呂温泉は昔、東方にある湯ケ峰の山頂近くに沸いていました。温泉は万病を治し、下呂の人々はもとより、多くの遠方の人々にも親しまれていました。
ところがその温泉が突然出なくなってしまいました。村人は大変悲しみました。
そんなある日、村人が飛騨川河原に毎日舞い降りる1羽の白鷺を見つけました。不思議に思ってその場所に行ってみると、そこには温泉が沸いていました。
白鷺は村人にその場所を教えると、空高く舞い上がり中根山中腹の松にとまりました。村人がその松の下に行ってみると光輝く薬師如来が鎮座していたそうです。
薬師如来が白鷺に姿を変えて村人に新しい温泉のありかを伝えたといわれています。
本堂前にある湯薬師如来尊像からは下呂温泉の霊湯が沸き出ており、痛いところにお湯をかけると治ると言われています。
早速、痛みがあるところにお湯をかけてみました。
わたしは以前から腰の痛みが強くご利益があるならばと人目もはばからずお湯を腰にスリスリ。
家族も眼と頭が良くなるようにとスリスリ。
ん?あれ?
痛みが軽くなった!!
家族も眼と頭がスッキリすると言うではないですか!
すごい!早速ご利益があったのかな。
が、しかし・・・。
他の方が湯薬師如来尊像にお湯をかけていたのを見てしまいました。
どうりで他の方が私たちをジロジロみていたわけです。
湯薬師如来尊像にお湯をかけるんですね、自分の痛い箇所と同じところに。
大恥かきました。
わたしが痛かったのは、腰ではなく「あたま」でした・・・。
間違い?に気づいたのでもう一度にお参りをして今度はきちんと湯薬師如来尊像にお湯をかけます。
境内からは下呂の街並みが一望できます。
少しお寺の周りを散策。
本堂裏手に広がる通称「楓月庭」から見るお寺も風情がありますね。
楓月庭を歩いていると何やら発見!
湧水が流れています。
飛騨地方の水屋です。
湧水を飲んでみると口当たりが重く、硬水のミネラル感が強い味に感じます。
【飛騨地方の水屋】
屋根は戦前までの飛騨特有の建築様式で、栗の木を割った「板ぐれ」を葺いた(ふいた)もの。風で飛ばされないよう石で押さえてあるのも特徴。山の恵の天然水は「水船」とよばれるものに溜め、仕切りを作って半分は飲料水に、半分は洗い物に使われた。また暑い夏には野菜や果物を浮かべ子供たちの冷たいおやつにもなった。「水船」は、松の木を刳りぬいたもの。
日本三名泉発祥之地
散策を終え温泉街に行ってみます。
173段の石段を下ると、目の前に大正15(1926)年から続く公衆浴場「白鷺の湯」が見えてきます。
白鷺の湯の前には「ビーナスの足湯」という55度の源泉かけ流しの足湯があります(無料)。
下呂温泉といえば、兵庫県の有馬温泉・群馬県の草津温泉とともに「日本三名泉」として知られる温泉地のひとつ。
白鷺の湯の建物の横には「日本三名泉発祥之地」と書かれた石碑があります。
今回は初?温泉の前に観光をしました。下呂を満喫でき大満足です。
次回からもプチ観光をどんどんして紹介していきたいと思います。
少し時間が早いですが宿泊予定の湯之島館に向かいます!